データで見る相続
データで見る相続
文書作成日:2018/12/20


 相続のことを考える年代の子の立場からすると、親の預貯金額は知っておきたいけれども直接は聞きにくい情報でしょう。ここでは、2018年9月に発表された資料(※)から、高齢者世帯の貯蓄額と内訳に関するデータをご紹介します。




 上記資料から、直近5年間の高齢者世帯(世帯主が65歳以上である2人以上の世帯)1世帯あたりの貯蓄現在高の推移をまとめると、下表のとおりです。


 直近5年間は、1世帯当たり2300万〜2400万円台で推移しています。ただし2015年以降は減少傾向にあり、2016年には2400万円を割り込みました。 種類別では、最も金額が大きいのが定期性預貯金で、1000万〜1100円程度、全体の44〜46%を占めています。次いで多いのが通貨性預貯金で、毎年増加を続けており、2017年には500万円を超えました。全体に占める割合も21.9%に達しました。内訳については、この5年間はおおよそ、預貯金が1500万円、生命保険や有価証券などが800万円程度となっています。




 1世帯あたりの平均では2300万円を超えていますが、中央値(貯蓄額がちょうど中央に位置する世帯の値)をみると、1400〜1500万円台となり、平均と比べて800万〜900万円の開きがあります。

 この発表資料によると、高齢者世帯では子や孫などへの金品の贈与等の支出割合が高い、という特徴があるということです。ここ数年、通貨性預貯金の貯蓄高が増加している要因のひとつかもしれません。こうした傾向は今後も続くとなれば、貯蓄に占める通貨性預貯金は今後も増えてくるかもしれません。

(※)総務省 統計トピックスNo.113 統計からみた我が国の高齢者−「敬老の日」にちなんで−



※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。
 本情報の転載および著作権法に定められた条件以外の複製等を禁じます。


お問合せ
milestone税理士法人
〒900-0004
沖縄県那覇市銘苅2丁目4番51号
ジェイ・ツービル203号室
TEL:098-869-0059
FAX:098-869-0061